遺言書作成

そもそも「遺言」って何だろう?


遺言というのは、自分が死んだ後に残された人に向けて書かれた手紙の様なものです。ある意味で、人生の最後に伝えられる、最後の言葉になります。

人が亡くなった後に有効になるものですから、その書き方は厳密にさだめられていることもあり、慎重にかかなければなりません。

遺言とは,遺言者の最終の意思を表したもの。

・子供がいないので妻と兄弟が相続人という場合、妻に全財産を相続させたい

・ 先祖代々守ってきた財産や事業を後継者に引き継がせたい

・ 世話になった家族、恩人などに特に手厚く財産を贈りたい

・ 自分の意思で相続人に対して特定の財産承継を指定したい


遺言によって遺言者が生前に自分の財産を自由に処分できることを法律は認めています。
一方で、遺言に厳格な要件を定めて、それによらない遺言は無効としています。

遺言に書いておきたいことは「感謝の気持ち」という方も多数

「仮に、余命1っか月と宣告された場合、遺言を残すと思う」人は59.8%で、6割近くの人が遺言への関心が高いことがわかった。(出典 遺言を読んでみたい有名人より)

 

遺言には、自筆証書遺言公正証書遺言(秘密証書遺言)という方式があります。

この中で、最も確実で安全な遺言の方式は公正証書遺言です。


「自筆証書遺言」とは 自分で書く遺言書のことです。


「公正証書遺言 」とは  証人二人以上の立会いのもと、公証人の前で遺言者が遺言の内容を伝え、遺言者と証人の署名押印と公証人がその方式に則り作成されたことを確認し、自署押印をした上で作成される遺言です。

「子どもが納得できるよう、遺言書で公平に財産を残すことは「してあげた」「してもらった」両方の立場である親にしかできない」
出典 財産が300万円でも、遺言書を書いてもらう | 必ずもめる相続税の話 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

  • 遺言を行うことによって、自分の死後に、自分の財産を、自分の思うように処分することができます
  • 相続人間での、遺産を巡る争いを防ぐことができます。
  • 相続人では無い人へ、遺産を遺贈することができます。
  • 遺産が分散することを防ぐことができます。
  • 自筆証書遺言の場合、文字が書ければ誰でも作成できます。
  • 相続人へ、自分の遺志を残すことができます。
  • 不動産の名義変更がスムーズに行えます。(自筆証書遺言の場合、別途遺言の検認が必要になります)
  • 内容不備のため無効になる危険や変造の危険がなくなります。

*また、家庭裁判所での検認も不要です


  • ・自筆証書遺言の場合、要式が厳格なため、要式違反として遺言として無効となるもののあります。
  • ・公正証書遺言の場合、公証人への費用が必要となります。

まずはお電話にて、遺言書を作成したい旨をお伝えください。

費用に関しましては、遺言の方式・財産の額により変わります。そのため、事前にトータルしてかかる費用をお伝えします。

お見積りで納得いただけましたら、遺言の内容について具体的に打ち合わせをさせていただきます。

公正証書遺言の場合

公証人役場に行き、公正証遺言書を作成します。証人の立ち合いが必要ですので、同行いたします。

公正証書の原本は公証人役場で保管され、正本が交付されます。

自筆証書遺言の場合

ご本人に自筆で清書していただきます。

封をして頂いた上、ご自身で大切に保管して頂きます。

遺言書の作成を当事務所にご依頼いただく場合の司法書士報酬は以下のとおりです。(税別)

 
公正証書遺言の場合 9万円~

 

この金額に加え、公証役場への手数料が財産の額に応じて必要となります

 

自筆証書遺言の場合  
遺産の額が1億円未満の場合。 5万円
遺産の額が1億円以上の場合。内容によりお見積りで提示します。 5万円~

 

 

公正証書遺言の場合

◦遺言作成者の実印と印鑑証明書

◦相続人に財産を与える場合はその関係がわかる戸籍謄本  

(その他、相続財産の種類によって必要書類が異なりますので、お伝えします。)

自筆証書遺言の場合

◦実印または認印

メリットとデメリットを考えよう!

 

・遺言の有効性が確実である

・公証人役場で原本が保管されるため、偽造、変造、隠匿のおそれがない

・検認が不要なので相続人などがすぐに開封し 遺言を執行できる

・字の書けない人でも作成できる

 

・費用がかかる

・証人とともに公証人役場に出向く手間がかかる

自筆遺言は相続人でも勝手に開封できない。本人が書いたものか家庭裁判所で調べてもらう「検認」が必要なため。

・費用がかからない
・遺言の存在や内容を秘密にできる
・手軽に作成できる

・形式や内容の不備により無効になるおそれがある
・偽造、変造のおそれがある
・遺言書が発見されなかったり、隠匿されるおそれがある
・検認が必要なので、遺言の執行までに手間と時間がかかる

「うちの家族は仲が良いからね」必要かな・・?

と、遺言は必要に感じていない方もいらっしゃるとは思います。ご自分の死後、愛する家族がもめることがないよう、遺言書は残されて良かったというケースも 実際に多いと聞きます。

「病状が悪化して本人の判断能力、意思の伝達が平常時より劣っている状態で遺言をすること自体、争いのもとになる」
出典 シェアしたくなる法律相談

まだまだ元気なうちから遺言について考えるとなると、やはり抵抗方も。

しかし、高齢になってから遺言を作成すると、その遺言は、認知症などで「判断能力が欠けている状態で作られたものではないか」といった疑いが持たれて、結局、裁判で 争われることもあります。

遺言は何度でも書き直せる

仮に、いったん遺言書を作られたとしても、その後にまた遺言を作りなおせば、何度でも 修正・変更することができますので、「作っておこうかな」と思った時にお作りになられたらよいかと思います。

預金の残高など、相続させる財産の状況も変化するかもしれないので、内容は何年かおきに見直すこともできます。

みんな、遺言どうしてるのかな?

 


ご質問や面談のご予約はお気軽にかなざわ登記司法書士事務所まで、お問い合わせください。